*イースⅧの日記
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クリア後の感想
待ちに待ったイースの新作が出たのでプレイしました。
クリアしたので感想と評価のレビュー落としてみます。
ファルコムのゲームとしては久々の良作でした。イースシリーズの良さも残っていますし、セルセタと比較してもグラやアクションの質そして冒険の臨場感が改良されていると思います。冒険モノが好き、アクションRPGが好きならば是非ともお勧めしたい作品でした。
気になったのは音楽はイースとしては大人しく無難な雰囲気な事と、イースとしては冗長なセリフ回しが多めだった事くらいです。
参考までに、この会社のゲームはイースと英雄伝説は全作品プレイ済み、その他毎年1作づつくらい遊んでいました。ファルコムサウンドはCD購入やライブに行くほど好きで思い入れがあります。
★良かったところ
(1)マップの臨場感
まさに無人島を冒険している臨場感が楽しめます。同じ景色ばかり、ということはなく、毎回新しいマップに行く事が楽しくて楽しくてついつい夢中になってしまいました。前作東京ザナドゥはマップがつまらなかったので良く改善してくれたと思います。探索ゲームとしては最高峰の1つだと思います。
(2)メインストーリーが良かった
無人島の探検をはじめ、シリーズ定番の高度な古代文明が滅びた謎を追いかけていくストーリーがYsシリーズの中でもかなり面白い方だと感じました。
単に悪の大魔王とかでないのが良かった。最後のオチは過去作否定感があるけどまあ深く考えない。
(3)ヒロインのキャラ
ダーナのキャラも魅力的で良かったです。青髪ということでYs1やYs6のお淑やかなキャラをイメージしていましたが、ダーナはお転婆でありながら、行動力も度胸も優しさもあり、それでいて女性らしさも感じられ、ダブル主人公にふさわしいヒロイン像だったと思います。
(4)さくさくな操作性
ハクスラのアクションものとしては相当レベル高いと思います。シリーズでも人気高いジャンプを取り入れた立体的なアクション、間合いをつめるスキル等調整しだいで思い通りのアクションが3Dで楽しめます。流石の老舗と思わせるバランス調整の上手さを感じました。閃の軌跡からグラフィックを変更したことでファルコムは顔グラやモーション等々批判が絶えず実に不安でしたが、イース8では戦闘アクション面では過去作やセルセタの延長線として正当進化に相応しいレベルまで向上していると思います。
(5)プレイ時間
現在80時間プレイして、1週目後にボスラッシュもして今2週目です。やっとトロコンしました。過去作は20時間程でしたので倍以上のボリュームがありました。ストーリーを追うだけなら40時間くらいだと思います。
(6)イベントスキップの追加
新作でる度に毎年会社アンケートに要望を出し続けてもはや10年近くたちましたが、ついにイベントスキップを実装してくれました。イベントに興味はないけどアクションRPGはやりたいという層や2週目も楽しみたいコアファンにとっては本当にありがたい機能です。
(7)やりこみ要素が多い
人物ノートやプレゼントや好感度等の作業やりこみはアクション好きから見たら苦痛なので、もう少しやりこみ内容も軌跡と同じではなくイースに合ったものを考えては欲しいですが、定番の地図埋めやボスラッシュなどもあり個人的には満足です。ストーリー進行とともに村の機能が拡張されるのは達成感もあり面白かったです。
(8)グラフィック
個人的にはアクション目的の購入でしたので気になりませんが、他の大手RPGメーカーや海外メーカーと比較するとキャラのグラフィックは一世代前のレベルです。この会社のポリゴンが苦手ならば今作でも気になると思います。
けれど、マップにおいてあるちょっとした岩や建物などは重複しないものも多く、マップ構造も多様なので、世界観の表現においては心配していた程ではないと思いました。きちんとマップが作りこまれており、自由にどこでもアクションが出来るのでアクションRPGとしてはむしろ良い方かもしれません。超リアルな映像美でもなく凝ったムービーもありませんが、ゲームに必要な点はきちんと満たしていると思います。
★悪かったところ
(1)イースらしさの少なめなBGM
オープニングも静かめなインスト曲でしたし、Theファルコムサウンドと呼べるメタル調の明るい曲は中盤のダンジョンくらい。歴代ファンとしてはいまいち盛り上がりに欠けました。ハードルだけ高い懐古厨の意見ですが、過去の熱い名曲たちtomake,mighty,release,バレスタイン等は今でも聴いています。
オープニング曲は中盤から頻繁にアレンジされて印象変えて流れてきます。ラクリモサというテーマ性やストーリー性は伝わってきます。が、欲を言えば熱い曲が終盤にも欲しかった。10年後に人気アンケートに残る曲は今作は少なそうです。
下記と合わせてやや軌跡ファンを意識した変更点かなと思いました。
(2)会話が冗長
これも軌跡シリーズからのファンを意識して、会社としては戦略的に変更したのでしょうか、アクションものなのにいちいちイベントが入り、時にはラブコメっぽい展開があったりと長ったらしく感じました。自分としてはオープニングで難破して、漂着したところから開始くらいで良かったのですが...。ラクシャ登場イベントも軌跡らしいラッキースケベ的展開といちいち長い、と感じました。
ゲームとしてはアクションと冒険感で勝負出来ると思うので、他はもう少しシンプルな方が遊びやすいです。
売り上げ的には軌跡の方がファンが多いのでイースファンは我慢するしかなさそうですが残念ではあります...^^;;
女性キャラの露出が激しいのも微妙だと思います。
(3)ロードが長い
一つ一つのマップの出来が非常に良いので、ぜんぜん我慢ができましたが、これでゲームがつまらなかったら放棄してしまうくらい長いです。
(4)マルチエンディングの条件
あまりネタバレせず一週目クリアしたのですが、途中のデータをロードしてノーマルエンドを見ようと思ってもどうしても真エンドになってしまいました。真エンドはもう少し条件が厳しくても良かったと思います。
★総評
前作、前々作が微妙だったのでやってみるまで心配でしたが、始めたら思いのほか楽しくて夢中になりました。個人的にはオリジンに次ぐくらい歴代Ysの中でも面白かった。冒険は何歳になってもロマンそのものです。探索モノが好きな方に熱くオススメします!!
軌跡シリーズと比較すると若い層に知名度が足りていないのか売上が伸び悩んでいますが、ゲーム全体としては非常にバランス良くまとまっています。アクションが苦手ならばEasyモードでスキルを連打していれば育成も楽しめますし、レベル上げをすれば楽になるシステムです。ハクスラよりのアクションが好きならば戦闘面はきっと楽しめます。
昔から派手さはないものの手堅く手のこんだゲームをつくるメーカーの看板タイトルです。ぜひぜひ多くの方に手にとっていただきたい名作だと思います。
追記
Amazonにほぼ同じ内容のレビューを書いたら記事削除されました…。
他に業者っぽい異様な共感数のレビューなんかあるのに…。
自分は真面目に良かった点と悪かった点書いただけなのに…。
二度とAmazonレビューは書かないと思いました…(´・ω・`)
ファルコムも余裕ないのか批判意見を必死で消してそうですね;;
Amazonは長ったらしいシナリオ褒めるレビューばっかりで純粋にゲーム性やアクション褒めるユーザーが居なくて、ファンの質が酷いなあとも思います…。
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クリア後の感想
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