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ダクソ攻略メモ*よるた*

ダークソウルとブラッドボーン攻略で初心者向けステ振り・武器。 RO支援ジュデックスABの狩場・ステ・装備。 ゲーム感想。

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華アワセ いろは編と全編の考察と感想

乙女ゲーム「華アワセ」のいろは編を10周しました…。沼りすぎです。
自分の個人解釈を書きたいと思います。間違っている可能性大です。
考察って赤面モノなんですが、再プレイのモチベ用に公式本が出るまでは、ボチボチ更新したいです。

①全編といろは編の主題と物語構成についての考察
分かり易く言うと「華アワセ全体の解説」です。あくまで一個人の解釈です。この複雑な物語をどういう視点で読めば、理解しやすいのか…という事を恥ずかしながら偉そうに拙文にてご説明致します。
細かく言うと、蛟/姫空木編の記録的高評価がなぜ唐紅/うつつ/いろは編で下がってしまうのか、という点を考察したいと思います。
(つまり糖度が下がっていく理由)。
(一般的乙女ゲームとの差異点について)。
(あと、いろは編で個別√無しの理由/封神システムの理由/甘党じゃない理由/新キャラの意義や場面が二転三転する理由等も考える)。

②ついでに用語解説とか複雑な各ツキとかループについても個人解釈を入れます。と思っていたが1の文章量が多過ぎて力尽きたので書きかけです…。
⇒丁寧な図解を載せているサイト様見つけましたのでご検索下さい。

*)ネタバレ全開です。長文です。ご注意下さい。
数年前1読のみで記憶朧げな部分多々あります。ご了承下さい。
*)ネタバレ少なめ(未プレイ向け)の感想はコチラの記事です。

******目次******
①-(0)序文
①-(1)蛟
①-(2)姫空木
①-(3)唐紅
①-(4)うつつ
①-(5)いろは
①*まとめ
①-(6)百歳
②-(a)トートタロット
②-(b)和歌
******************


*)物語は公開された時点で読み手一人一人の感想だけが真実であると思います。特に萌えは「考えるな、感じろ・・・!」の世界のモノなので、理屈で分解する作業や一個人の解釈は絶対的な物では無いと考えております。もしも、他者の解釈にご興味のある方、また違う視点で物語を見つめたい方が居られましたらどうぞお読み下さい。

*)自分は至高のゲームと思うんですがツイッターや板では8:2程度で賛否が割れ、アマゾンに至っては酷評(笑)と評価が分かれています。(ゲーム性は下がって格安過ぎた価格は普通に上がっているのである程度の低評価は仕方ない。他キャラ推しの人が、いろはが好みかどうかでも評価は割れる)。

私個人としてはこの物語は論理的に構成されていると考えています。
一方で、表向きには、ループの中にループを入れたり世界線が変更されたりと、一読すると複雑過ぎて、単なる作者の自己満足作品を読まされているように感じられてしまう出来になっている事も事実と思います。
ですが、この作品を私個人は読み易くシンプルな全体像を持つ物語と受け止めています。伏線は解説を明言され無くとも殆ど綺麗に回収されています。
時代の流れと共に乙ゲ業界が縮小する中、自分が何故この作品を名作と思ったかを書き残しておきます。





序文「五光のテーマについて」(クリックで表示)
低糖化の理由は一言でいうと『各キャラでテーマが違う』からだと思います。作者が物語の主軸としている葛藤が五光によって異なるからです。
そしてその男性心理を理解してあげる事蛟→姫→紅→うつつ→いろは、の順に難しくなってきますし、所謂「乙女ゲーム」の域を超えかかってくるので結果として糖度が下がっているように感じられます。おそらく作者としてはストーリーの順に愛情の質量は増している、より複雑になっていると解釈しているからこそこの順序なのだと思います。(ベクトルが異なるので単純比較は出来ませんしキャラの優劣を述べているわけではありません)。
よって、別に恋愛心理の比重は下がっていません。一時的な欲望として身体の接触の表現量が下がっていくだけと思います。

蛟が「中学生男子(DT)」
姫が「高校生男子(メンヘラ)」
唐紅が「社会人男性(普通)」
うつつが「幼稚園児(ヤンデレ)」としたら
いろはは「人間以前の小学生
です(笑)。

全年齢対象乙女ゲームの「華アワセ」というタイトルは、それぞれの年齢でヒトが成長を経験していく「恋愛葛藤」をテーマとして描かれています。そして女性がその男性をどう受け止めるかという過程。乙女ゲームが描こうとしている『恋愛」とは何なのか』を突き詰めていく物語です。
低評価の理由はヤンデレゲーとかメリバゲーに分類されるので方向性がぶれていく様に感じられるだけだと思います。

以下、五光各キャラについて。
一般論としての性格。
(1)蛟…童貞型ヤンデレ。厨二男子。
(2)姫…ホラー型ヤンデレ。メンヘラ。
(3)唐紅…オレ様型。最もマトモ。
(4)うつつ…重過ぎ型ヤンデレ。逆コナン。
(5)いろは…機械型ヤンデレ。逆コナン。
(6)百歳…準ラスボス。真の不遇キャラ。
こんなところと思います。

個人的に語ります。
意見の割れるいろは編の為に蛟/姫/唐紅/うつつ編についても長文です。特に唐紅/うつつ編にもいろは編考察が入ってきます。


(1)蛟 (クリックで表示)

巽の蛟。
こちらは一般論と相違ないです。理性と肉欲で葛藤する普通の男の子を描いています。テーマは『欲情』。キャベツ畑から赤ちゃんが生まれるという女性側の幻想を信じているピュアな少女が、現実の男の子の生々しい生理的本能を受け止められるのかという葛藤や過程が丁寧に描かれています。
蛟は「愛のあるヤンデレ」に分類はされるでしょうが、ぶっちゃけごく普通の男子なので、乙女ゲームユーザーの中でも多くの人に受け入れられると思います。乙女ゲームでここまで生々しく描かれるのは珍しいですが、人間としては普遍的なテーマですよね。
図書館で押し倒された主人公がそれを悔やむ蛟の部屋に行った時、(その出来事を私から越えなければ彼を失ってしまう)と、自ら肌を晒していくエピソードは見事でした。現実の恋愛でもどこかしら女性は男性の肉欲に譲歩する事あると思います。

蛟は数斗の「コイン」と戦います。五斗は帝の執着の負の部分のようですが、「男女を不幸にする感情」「恋愛失敗要因」を象徴しているように思います。スートはタロット用語です。コインは硬貨・物質的世界・大地の事だそうです。
コインの正体は長髪男だったり露蕗だったりします。華アワセにおいてコインは「肉欲」「物理欲求」を表しているのだと考えています。

蛟を受け入れた主人公にショックを受けるいろはは、まるで娘を溺愛する父親のようですw
童貞の蛟じゃ満足出来ねえだろ、と言って迫ってくる唐紅の自尊心も可愛らしい。
良いお友達を目指して姫がホラーになるEDは衝撃的でした。良くも悪くも華アワセを代表するEDは蛟編の姫空木と思っています…;
というか、この姫EDが印象的過ぎた為にヤンデレゲー、バッドエンドゲーという地位を確立しきってしまい、結果的に後にシナリオ重視型へと偏重していった時にユーザーが付いて行けなかったのかもしれませんね…。もしかしたら元々ユーザーは物語にオチやテーマなど求めていない層が多いのかもしれません。(私も乙ゲにストーリーは求めない層です。華アワセは期待以上に面白かったです)。

****目次**** トップ*序文**姫空木*唐紅*うつつ*いろは*まとめ*百歳 トート*和歌 ****


(2)姫空木 (クリックで表示)

坎の姫空木。
「乙女ゲームの愛のあるヤンデレキャラとは何か」を突き詰めたようなキャラクターでした。姫空木のテーマは『エゴ』『恋愛観』だと思います。「外面完璧なのに、中身はドロドロ」というキャラです。
『社会的にどういう振る舞いが正しいとされるのかは理解出来て実践出来ても、自分の内実を晒して受け止めてもらうにはどうしたら良いのか分からない、本当のあるがままの自分を受け入れて欲しい』という葛藤が描かれていると思います。
なぜ乙女ゲームにおいて非現実なヤンデレキャラが人気属性なのか、ヤンデレキャラの魅力とは何かを問い質すようなキャラクターです。社会とか建前とか捨てて恋愛にのめり込みたいという乙女の欲望、そしてエロのスパイスとしての嫉妬・独占…そういった物が詰め込まれていました。
女性は「完璧で頼り甲斐のある男性」という幻想を捨て、すぐ挫けて間違えを起こす男性を助けてあげよう、相互依存という関係性を目指していこうと支え合いを学びます。男性がヒロイン扱いとなるいわゆる「カウンセリングゲー」ですね…(笑)
男性側の欲望を女性が受け止める構成なので自然に糖度は高いです。ある意味R18より高いんじゃないかと…。そしてこれがMax糖度となる為、以降は失速感が否めず、意見が分かれていきます。男性向け用語である「オカズとして使えるゲーム」としての性能(女性向け糖度と同意義とする)は蛟/姫編と比べると、唐う/いろは編は下がります。

数斗の「チャリス」はツキによって正体が異なります。茉莉花だったり斧定だったりします。タロットにおいてチャリスはカップ(聖杯)の事です。水・感情を意味します。
斧定は花札制度を整えた人でゲーム内においてはおそらく「華詠」という男性像を象徴するキャラです。茉莉花は姫空木に愛されなかった少女です。乙女ゲームのユーザーを象徴しているのだと思います。華アワセにおいてチャリスは「恋愛心」「恋愛への憧れ」「押し付ける妄想」「一方的なエゴ」「自己承認欲求」などの事かなと思います。つまりはごく普通の人間です。

****目次**** トップ*序文**姫空木*唐紅*うつつ*いろは*まとめ*百歳 トート*和歌 ****


(3)唐紅 (クリックで表示)

寅の唐紅。
『漢』キャラ。唐紅は「第一印象最悪だけど実は良いヒト」というポジションのキャラです。五光の中で最もメンタル強く、状況対応力があり、頼り甲斐がある。女性向けPCゲームの王道キャラですね。多分一番人気なんじゃないでしょうか。最終的には百歳と二分しているかもしれませんね…。
唐紅という言葉は有名な和歌「ちはやふる…」にも描かれる紅葉の血のような色を指します。桜花はそのまま桜。キャラデザにも胸に桜の花をさしています。唐紅というキャラのモチーフは一瞬で華々しく咲き誇り一時で散る無常観「もののあわれ」である事と流血なのかなと思います。

唐紅の価値観では、男女の仲はお互い気持ち良くなって満足し後腐れなくが漢の甲斐性というような所があります。歴史でいうとシーザーとかそういうカリスマ性がありますね…、武士道を例に出すように日本における古典的な男女の理想の恋愛観というものを叩き込まれています。女に尽くすタイプです。TPO弁えないセクハラや歯に衣きせぬ発言以外は…(笑)。
なので唐紅は自身の情欲のコントロールもお手の物で、女性を気持ち良くさせて寸止めで帰宅させるというテクニックもマナー・処世術として身に付けています。いろは推しの私でも実際に入るなら絶対桜花組です!(株を上げ過ぎてる感があるので他の五光をフォローすると、桜花組は水妹の資格を失う生徒は出ていませんが、それなりの事はしてますよ多分…)。
そういった唐紅の葛藤は蛟や姫よりも上の次元になっていきます。『一時の仲ではなく、男が女を幸せにするとはどういう事か。寄添い夫婦になるとはどういう物か。他人の人生に介在する覚悟』が唐紅のテーマと思います。つまりは『結婚観』『家庭観』ですね。
なので唐紅の父親は浮気をしてしまい、母親はそれが原因で病んでしまい、唐紅は家庭観が壊れているという設定なのだと思います。でも唐紅は厳しいお祖母さんの愛情を受けて、その教えを尊重していますよね。

五光は上司命令で仕事として一時的な恋人ごっこをしているに過ぎず、主人公は上司の結婚相手です。ホストみたいなお仕事ですね…。唐紅は一時的な関係性で深く踏み込む事に躊躇してしまいます。
唐紅の主人公の前ではいつも出来ている自己セーブが出来ずに戸惑う姿は可愛らしいですが、その程度の描写に留まります。キス以上の進展は意外となく…、ユーザーは期待していた糖度よりも低くてガッカリしてしまいます…。

家庭観がないという事は自信が無い、自己を愛せない、という事です。唐紅は一時の快楽を満たしてあげる事は出来ても、一生かけて女性を幸せにする自信がありません。
主人公は唐紅の身内にも誰にも言えなかった自己否定感を拭い、その生い立ちを肯定してあげる事で、母には彼女なりの想いがあった事を示す事で唐紅の孤独を救います。
艮(母親)と対峙する際にいめを犠牲にしてしまいます。これはうつつが原因にもなっていますが唐紅編の二人はいめを犠牲にしてエンディングを迎えます。更に唐紅は帝に逆らって泉姫の寿命を縮めようとしてしまいます。(いろはの件は唐紅に責任は無いとしました)。二つが唐紅編の男女に欠けていた点として、いろは編との対比になっている様に思います。

唐紅は数斗と戦いません。ソードに攻撃はされますが、対峙する事なく本編を終えます。おそらく唐紅/うつつ/いろはの3人の対比が華アワセとして2つのテーマになっています。うつつは恋愛心理のみで他が欠け、いろはは恋愛感情が抜けているキャラクターです。なので、唐紅は欠点が少なく五光の中で最も恋愛上手として描かれているようです。花札の五光とタロットのスートをテーマにしたいというコンセプト上で艮組を二人に分けたのかもしれませんね。

*)恋愛上手な唐紅に欠けて、恋愛下手のいろはにはある要素が1つあります。というか他の五光にはなく、いろはにある物、それは『幸せな家庭観』です。それがあるからこそいろはが最終的に選ばれる真ルートになり得ます。
いろはは世界の外から来た神の子なので地上に親を持たず、みことの祖父と両親に育てられます。主人公と義理の兄弟みたいな関係性です。一族が…とかいう背景を持つ蛟/姫/唐紅/うつつと比べて、幸せな食卓というイメージも具体的に持っていますし、何よりみことの家庭観とビジョンを共有出来ます。
唐紅/うつつ/いろは編の総論として、いろはが家庭像を提示出来るからいろは編のみは最終的なハッピーエンドを迎えると思われます。
いろはに食欲に関するエピソード、家庭に関するエピソードが多いのはそういう理由だと思います。甘党だったりそうでなかったりする理由も「甘党」を強調したいのではなく、「みことの味=家庭の味」が好きなんだという表現かもしれませんね。岩石は無理なようですが(笑)

****目次**** トップ*序文**姫空木*唐紅*うつつ*いろは*まとめ*百歳 トート*和歌 ****


(4)うつつ (クリックで表示)

丑のうつつ。
社会性と正義感が欠如して、自分と主人公以外はどうでも良いという価値観の持ち主です。ヤンデレの定義そのものに挑戦してみた感じのキャラです。
うつつはおそらく唐紅といろはの対比として設定されたんじゃないかなと推測しています。いろはは大円団キャラなので「弥栄」(体制維持=世界平和)を自身の価値観として表明します。いろは編のみことも「みんなが幸せを目指したい」と言います。その壮大過ぎる価値観と対比をなすのが、「さよなら人類」を表明するうつつと思います。
唐紅は「女性本位」でかつオババに教え込まれた漢の甲斐性を価値観として掲げます。対してうつつは恋愛至上主義でどこまでも「自分達本位」です。
社会的に結ばれない方が幸せな境遇の男女が恋愛したらどうなるのか…そういったロミジュリ的な、究極の恋愛観を詰め込んだキャラなんだと思いました。蛟/姫編では出てきません。存在せずバッドエンドすら存在しない事が悲劇なんだと思います。かろうじてラブミーという顔すら出ないモブキャラで登場します…。「いめ」と「うつつ」という二つの顔を持つ二重人格です。
うつつの内実は恋愛感情のみです。例えば社会的地位であったりに興味も執着もありません。「自分」と「主人公」、「それ以外のどうでもいいもの」、その3つしかありません。家庭を取り合った唐紅と、主人公に執着するいろはには嫉妬心や敵愾心を示すものの、五光であるとか、帝、華園、華詠…といった立場や名誉や環境、金銭、職業などに一切の執着をみせません。失った恋愛感情を取り戻して普通の「人間」になるいろはと、恋愛感情以外を切り捨ててしまううつつの大きな差は社会性だと思います。うつつのテーマは『社会性』『背徳感/正義感』だと思います。
そしてうつつの愛情は幼稚園児の愛情、つまり家族愛なのだと思います。うつつ編の女性の愛情は母性愛です。

唐う編の数斗は「ソード」です。一族を捨て駆け落ちした蛟の母親です。息子の為に他を切り捨てます。ソードは風・論理性・知性・正義・試練だそうです。
ソードは「正義感・社会性の欠如」を象徴しているのかなと思います。

また、いろは編のラスボスはうつつ編の泉姫になります。それが数斗の「ワンド」です。ワンドは火・活力・情熱・野心だそうです。
幸せな結婚をして子宝に恵まれるものの五斗に利用されてエーテル体の化け物になってしまいます。作中のうつつが「いろはを犠牲にした報いを受けた」といった趣旨の発言をしていました。華アワセにおいてワンドは「周囲を省みない情熱」を象徴しているように思います。

*)うつつのテーマとして『背徳感』を追記しました。許されない仲というのは恋愛物語の大いなるスパイスになります。
古典的なロミジュリも、源氏物語の義母への想いも、大恋愛の名著って基本的に許されない恋ですよね…。
乙女ゲーム(ギャルゲー)が一定のジャンルを築いている理由として現実には難しい浮気が楽しめるからだと述べる評論家も居ます。私はその意見に反対派で、華アワセ以外の乙女ゲームは最推し以外は基本スキップモードで速読するかそもそも√放棄するか…というような人間ですので乙ゲ主人公の浮気自体が地雷に近かったりします。そういった層を想定してうつつ編は主人公が唐紅√に入り込む前に、分岐が設定されています。
でも、そもそも3度目のツキは唐紅のツキです。それをうつつはいろはを犠牲にして奪い取っていきます。だから、華アワセはツキを持っているキャラ(タイトルキャラ)以外はバッドエンドのみというシステムなのだと思います。逆に言うとそのシステムを成立させたいから、唐紅とうつつは同じディスクなんだと思われます。
作者が挑戦したかったのは、大勢の地雷を踏まない程度ギリギリラインの背徳感だと感じられました。
うつつ編導入直後の二人の邂逅シーン、部屋の窓からうつつが入ろうとするシーンはロミジュリを模しているという暗示なのかもしれません。

*)色々書きましたが、うつつに欠点があった事で彼自体を否定しているわけではありません。常人が1週間で消えるという設定の奈落において、3度のツキで10年近く耐えたわけです。消えかかってケを帯びて人間の皮を失い化け物になっていく…そういった恐怖とも闘いながら彼は求めてはいけないツキを望んでしまった。
いろはは神の子であり人間ではないのでうつつより想いが歪み過ぎずに済んだだけです。彼は超能力者ではあっても人間に過ぎなかった、彼の限界だったのだと思います。
結果、彼は奪い取ったツキにおいても最終的にはより悲惨なバッドエンドを迎えてしまいます。

ツキの半身と泉姫の世界を変える力、更には積年の百歳とうつつの後悔によって、いくつもの祈りと奇跡が重なって、いろはとみことのツキは生まれます。
いろは編は短いバッドを除くと、いろは一本道で他の五光や百歳のバッドエンドがない事が不満点として挙げられます。
けれども、いろは編において五光と百歳は自身の無力を呪いながらも、いろはが神の力を持つ彼としても出来る限りの「皆の幸せ」を目指した事を感じ取れた為に最愛の女性を託して祝福しています。
私は個人的には、それこそが彼らにとっての究極のメリーバットという形なのかと捉えています。

だからこそ、いろは編は戦闘が封神という五光全員とみことの6人で力を合わせる演出なのだと考えています。
華アワセにとって「華」はおそらく(男性の)恋心です。和歌における「花(桜)」の意味だと思います。「アワセ」は想いを合わせて、一方的ではない相互関係を持つ事だと思われます。
いろはは、みことと各五光を口説いて協力を奮起します。いろはのエンディングは、五光全員で恋心を重ねて掴み取る、五光全員のエンディングです。
私は、不完全ではあっても必死に想いを紡いだ彼らも愛してあげたいと思います。

****目次**** トップ*序文**姫空木*唐紅*うつつ*いろは*まとめ*百歳 トート*和歌 ****


(5)いろは (クリックで表示)

乾のいろは。
神の子(亥の子)=ツクヨミ(=スサノオ?)=アダム=ツキの半身=二人目の主人公です。
感情を失った真相キャラクター。

前述しましたが、最終目標は世界平和という壮大なキャラクターです…。さすが大円団キャラです。流石は神の子です。
いろはのテーマはずばり『恋愛感情』『気力』。エンディングで感情を理解してやっと人間になります。ここでいう気力は「人生の意義」です。
いろは編のラスボスが五斗ではなく「ワンド」(情熱・活力)になっているのも対比関係を重視しての事だと思います。別のツキのハッピーエンド後の泉姫のなれの果てをラスボスにするというのはグロいですよね…。
うつつ編の女性は母性ですが、いろは編の女性は生活能力皆無の少女です。ニノとひなたの評価は能天気で大バカ者、両親の愛情に育まれ守られた太陽のような女の子です。いろはの恋愛観が幼少期から止まっており、女の子を守ってあげるという少年漫画的な初恋レベルの程度だからと思います。いろはは世界を救うヒーローになりたい子なんですね。
(合わせて0番の愚者のカード(天真爛漫)との整合性だったり、いろはのS度に負けない強いヒロイン(むしろみことのが強い)である必要性があったと思いますが、それについてはまた別に纏めたいです…。)

いろはは3作終えてバッドエンドのみという不遇属性を持ちます。このキャラクターを何とか幸せにしてあげたいというモチベーションを多くのユーザーに与えるという手腕は見事でした。
もし、いろは編が全編通してのテーマだったり伏線回収に重きをおかずに乙女ゲームとしての性能を追求していればビジネスとしては大成功だっただろうと思います。でも、作者は華アワセという五編の物語としてのテーマ性を重視した事によっていろはの糖度は下がっていきます。結果として賛否両論にはなりましたが、個人的にはテーマ性を貫いた事で一部のユーザーにとっては一生物の大作として心に残る偉業を成し遂げたと思います。貫かれた『恋愛とは何か』というテーマは無意識のうちにユーザー心理に残っていく事でしょう。

いろははみことへの愛情を認識して初めて自身の発情にも気付きます。持て余したいろははショウ君に相談します。流石大円団キャラですね。ショウ君に「小学生かよ」と驚愕されます(今までどうしてたんだ、神か)。きっと周囲の男子からオカズを融通されてこれから少しずつ自己セーブ力を身に付けていくんですねぇ。人間以前だったいろは君がやっと蛟君レベルになりました(笑)
他のツキのみことを知って嫉妬心からみことを外出先に放置してしまいます。いやあ、DVキャラですなぁ…。すぐに反省するところは優しいですが。やっと姫空木君レベルですかね…。唐紅君に届くのはずっと先でしょう…。
このまま喧嘩エピソードを最後にエンディングまで行ってしまいます。あと1エピソードを途中に挟む余裕があれば読後感も変わったでしょうので、そのあたりは一工夫欲しかったです。予算の関係などもあるでしょうが…(私の嗜好に無いので気付きませんでしたが一応このイベントはさらっと愛の言葉を告げてくれるイベントだったんですね…)。
終盤のいろはは多分蛟編の中盤程度で、姫編の序盤なんじゃないか…。だからエンディングにおいても恋愛下手で不完全なのだと思います。それでも、彼女を大切にして周囲を大切にして少しずつ前進していってくれると思います。

*)いろはが自身の活力、生きる目的を「弥栄」と定めた事で、それを支えたいとみことは泉姫に覚醒します。
上記で「弥栄=天下泰平=万歳=体制維持」を私は「世界平和」のような物だと意訳しました。が、世界平和と恋愛観がどう関わっているのか、伝わり難いと反省した為表記を改めます。
弥栄=子孫繁栄」と訳し直します。亥の子がそもそも神の子というよりは子孫繁栄という意義の強い語ですので、子孫繁栄という解釈はおそらく作者の意図と大きくは外れていないと思います。
つまり、いろはは愛情とは「子供を育てる事」だと、恋愛とは「穏やかな家庭を築く事」であると、それこそが自分の生きる意味だと決めたという事だと思います。その決意をその場にいた五光と女百歳は認めたのだと思います。
男女が恋愛して、身体重ねるのって、子育ての為でしょ?恋愛って子孫の為、家庭の為だよね?という真理なんですけど、随分と乙ゲらしくはない結論が提示されて物語は完結されます。
いろは編が「皆の幸せ」を目指すのは、平穏な家庭の為には二人の関係性だけでなく、皆との関係性、社会性が大事だからだと思います。
酷な言い方をすると弥栄を目指さなかったから、うつつの子孫(ひなた)は不幸になってしまい、常世までツキを求めに旅立ったんですね…;

*)エンディングにおいていろはが「結婚観」を獲得しているのか、唐紅編をいろははクリアーしているのかについて悩んでみました。
おそらくいろはは蛟/姫編に至ってはクリア前です。性欲を自制出来ないし、嫉妬心の表明だったり独占欲も自制出来ない、相手を信じる事もまだまだ下手です。
けれども、みことの人生を背負っていく覚悟は出来ているんじゃないかと思いました。いろはってそもそも他の女に興味ないし恋愛をエンターテイメントと思っていない。告白をした時点でもはやプロポーズというか毎作ウェディングみたいな格好しているのでそもそも結婚する気はあるだろうと思いました。
いろはが結婚観をクリアしている=いろはが自己愛を獲得しているというエピソードが弥栄イベント前にあります。お風呂のシーンで幼少期に「自分は何者なのか悩んだ、讃岐に頭を撫でて貰って落ち着いた」と語っています。いろはは自分が愛されて育った事をしっかり自覚してその愛情をみことに与える事が出来ています。いろはは唐紅編はクリア済みなんですね。

子供風呂イベントでいろはにとって頭を撫でる事は最大級の愛情表現であると分かります。常世で男百歳に抱き締められて枯渇をおこしたみことの頭をいろははそっと撫でています。不安や答えの出ない悩みを忘れ、ただ近くの想いやりに感謝の出来る…彼にとって表現し得る限りの優しさだったのだと思います。
ユーザーは後ろの布団が気になっていいから押し倒せよ!くらいの気分のシーンでしょうけど。
いろは編は恋愛の蕾期間が長くなかなか進展しないように感じられます。いろはの恋愛に関する精神年齢が子供止まりなので、二人は子供の姿で、ありのまま向き合う必要があった、そういった表現なのかもしれません。
いろはは逆コナン君なので、大人の身体の状態でしか表現出来ない欲情…身体の反射的な反応と闘うシーンに追加して、ありのままの心で向き合う子供の身体のシーンが必要だったと思います。更に嫉妬やエゴも入れなきゃ、背徳感もいるよね…と。総括キャラなんで入れ込む要素が多過ぎてツキだとか祈りだとかで場面が二転三転してしまいます。
構成に四苦八苦して発売が遅れるわけです…。作者の物語全体に対する思い入れが強かったからこそいろは編はややこしくなり過ぎちゃったみたいです。別にいろはだけ特に贔屓されてるとかキャラ性の問題ではなく、物語全体構成への拘りを捨てきれなかったから、蛟/姫/紅/うつつ…と綴られてきた物語への愛情ゆえに、いろは編は複雑になったんだと思います。

*)男性視点という試みについて
いろはの「背徳感」(うつつ編)は帝の結婚相手に入れ込んでいく事です。プリーステス関連のイベントがいろはのうつつ編にあたると思います。いろはの自分都合で女性側に背徳感が無いという点も男性視点に切り替えられた理由かなあと思ったりしました。
あと、いろは編は封神という五光全員のルートで世界平和を目指す物語なので、戦隊モノにしたかったというのも理由だと考えています。
そもそも華アワセ自体がみことが五光を攻略するというより、メロメロに惚れ込んでくれる五光が奪い合って殴り合ってる物語なんで…もう別に男性視点でいいやんって感じはします。
いろははツキの半身で泉姫と同じらしいので、もう一人の主人公扱いなんだと思います。
ループ物って基本的に男の子が回って女の子を救うので男性視点の方が理解しやすく向いてますよね…。いろは編がみこと視点だったら更に複雑になってしまいます…。

*)みことはいろはに告白して泉姫に覚醒します。ここで二人は『「好き」とは何か』という議論をしています。「相手を知りたい」と思う事、お互いを一緒に知ろうとする事、相手の幸せを願い共に居たいと思う事、じゃないかといった会話をしています。この会話はいろはのテーマである「恋愛感情」への答えというだけでなく、物語の全体テーマである『恋愛とは何か』という問いに対する一つの答えであるように思います。
ずっとその感情が何かも分からず尽くし続けたいろはの魂の想いが、遂にみことへと届き…、そして自分の中に確かにある想いに気付けた…、ただただその事が嬉しくて自然と涙の出てくるエピソードでした。
この数年間二人を見守り続けてきて、度々公式サイトへと通い続けた私自身の願いも叶えられた素敵な瞬間でした。いろは編のリリースを本当にありがとうございました。

*)いろはは、アテュのタワーでも百歳と「愛とは何か」という議論をしています。

「苦しくて苛立つような…心が汚れ、相手も傷つけるようなこの感情を愛だと言うのか」
「彼女は命を懸けてまで自分を想ってくれた人を忘れずに未来を託した。それが愛。」
「苦しみ、悩むその心こそが私そのもの。私はそれを希望と呼ぼう」
「あなたの希望は全ての人間の希望です。」

(この会話を読み解くには、別の主題もあると思うのだが、)
[1]愛とは、汚い感情も含む。人の為に尽くす事も含む。『未来を託す物が愛である。』
[2]悩む心が、やがて『人類の希望』となる。

この2点を更に要約すると
『愛とは未来への希望』
といった趣旨になると思われます。
この趣旨はやはり前述の「子孫繁栄」に繋がってくるように考えました。

個人的意見ですが、恋愛をして家庭を築く事は綺麗事ばかりではありません。嫉妬・独占欲といった一時的な欲求もそうですが、価値観・倫理観の擦り合わせを何度も重ねていき新たなルールを形成して、互いの醜い部分も許容していかねばなりません。
いろはが言葉攻めの多いドSの属性を持つ背景、さらにはみことが気が強く裏表ない少女の性格を持つ背景として、ゲームの短いスパンの中で表現し得る恋愛の始まりの過程においても、二人はきちんと意見を対立させて議論を深めていく必要があったからかなと私は考えています。そして、その先にて得られる未来を託す人類の希望こそ、子孫(子供)だと私は解釈しました。

推測するに、いろは編の男女が表現している物は、一般的な乙女ゲームでよく表現されている「恋愛に憧れるうら若き乙女へ贈る御伽噺の王子様と夢物語」ではありません。「実際に人間の男女が経験する、すれ違いも苦しみもある中で育まれていく、未来への希望を二人で作り出していく過程」のような物ではないかと私は考えました。

勿論、人は神の力を持たないし世界平和なんて目標も実現出来ないので、この物語はファンタジーです。けれど、その土壌の中で出来る限り家庭を表現しようとしたから、いろはは複雑な属性を持っていったのかもしれないなと思いました。

ここまで未来を深く考えてくれているのだから、きっといろはとみことは素敵な家庭を築き、沢山の子宝に恵まれる事と、私は妄想します。その子供達は周囲の人間にも支えられて、穏やかに幸せに育って、さらにはまた大輪の華を繋げると思います。この物語が紡いでくれた深い愛を感じて、私はこの感想文を書くだけで泣きそうでした。


****目次**** トップ*序文**姫空木*唐紅*うつつ*いろは*まとめ*百歳 トート*和歌 ****






*)①【まとめ】
五光のテーマ
(1)蛟『情欲』
コイン(物欲)
(2)姫空木『エゴ』
チャリス(心)
(3)唐紅『家庭観』
(4)うつつ『正義感/背徳感』『社会性』
ソード(正義)
(5)いろは『活力/目標』『感情』
ワンド(活力)

ビズログや設定資料も読んだ事ない個人的意見なんで、本気にしないで下さいね…。こういう説もあるんだーくらいでお願いします。

もしも、この作品面白かったなーって素直に思われた方がいらっしゃれば、口コミ評価を上げるようにプラスの情報発信してくださると嬉しいです。私は面白いと思ったのですが、マイナスの感想が目につくので不思議というか、追加コンテンツが出なそうで残念です…。

------以下、雑記。適当な感想文です。------

(6)百歳 (クリックで表示)

五斗について。
帝=百歳=五斗=天城=九十九(+)ニノ
乙女ゲームにおける攻略出来ないイケメンの立ち位置。

準ラスボスです。五光が戦う相手で穢れの元締めです。スートの取り纏めです。
負の恋愛感情、一方的で相手を幸せに出来ない押し付けた欲望の象徴なのだと思います。
スートは運命の輪の四大元素なんだそうです。アルカナは世界そのもので終わることのない永遠の輪廻を表すそうです。

つまり華アワセの世界、「現世(変わる世界)」そのものが帝の後悔によって創られた世界なのかもしれません。帝が反省していない古のままの世界が「常世(変わらない世界)」なのかもしれません。
華アワセは華詠(恋をする人)である五光(攻略キャラ)が、スート(運命の輪)と闘う物語として描かれています。その世界を構成する元素がコイン(物欲)、チャリス(心)、ソード(知性)、ワンド(情熱)です。
運命の籠では五光が一時的な関係で泉姫を覚醒させると泉姫は帝に輿入れする事になります。泉姫は再び輪廻に還ります。
帝はおそらく不死です。数千歳だと思います。竹取物語で帝は最後に不死となりますよね。女百歳には子供の姿があるので身体は変化するようです。魂だけが流転するのかもと思っています。

否定する相手が居らず、戦闘相手の居ない常世の百歳はおそらくハッピーエンドを持つ攻略キャラにはなりません。葛藤テーマが存在しないからです。ヤマナシオチナシのFD出たら知りませんが…。女百歳はアワセに参加しますが男百歳は参加しないのもその辺が理由だと思います。
あと、これは根拠のない直感ですがこの作者は「泥臭い人間」を描きたい人だと思いますが、主人公の絶対的味方である女百歳はユーザーにとってあまりに都合の良い進行役であり泥臭さがありませんよね…、この作者的に無さそうと思ってしまいます。もしもあっても百合方面に思います。

みことはいめにも花冠を渡していますし、ニノには別のツキが生まれて、うつつとひなたにもハッピーエンドになれるツキが生まれたようです。なので、ニノにはツキがあるという事になってます。追加FDルートが出るとしてもニノの方が百歳よりも可能性は高いと思います。
ニノのツキ→うつつとひなたのツキ→いろはとみことの新しい世界、という順番で生まれます。そしてそれが二人の最期のツキです。もう想いは永遠の物になりました。
弥栄(万歳)によって数千年から一万年後にまた別の泉姫の生まれ変わりが現れたら、その時にはもしかしたら百歳のツキはあるのかもしれません。万よりは近く千程も遠い望月の再会で命が生まれます。

*)帝バッドエンドについて。
いろは編にたった一つ短いバッドがあります。今作はランキングのご褒美イベントもありませんので、多くのユーザーは最後の最後にこのエンドを見て全シリーズのプレイを終了すると思います。(10位以内に入れとランキングで具体的指示が入るのはシリーズ初です。負ける方が難しいです)。
私は最初いろはのバッドエンドと捉えていました。でもおそらくこれは帝がメインのルートなんじゃないかと、ツイッターや板で他者の感想を読んだ時に思いました。
殆どのユーザーが「何故百歳のハッピールートが無いんだ、百歳ルート作って欲しい」と言っています(私は不要派)。
このバッドエンドには葛藤テーマがあります。『決して叶うことのない想い』という葛藤がSNS上に溢れています。このユーザーの切なさは作中の百歳自身の切なさに勝るとも劣らないんじゃないか…と感じました。
公式はユーザーが百歳推しになる事を明らかに煽っています。立ち絵も見事過ぎる。乙ゲにあまり詳しくない身分ですが他の乙ゲの非攻略キャラってここまで全面的にグッズ出したり特典ポスター付けたりしてたかな…と。
例えば純粋な少女向けの青春学園物タイトルで教師が攻略出来ないのと、華アワセで百歳が攻略出来ないのは違うんじゃないかと思い出しました。
バッドエンドで強引に結婚までしている粗筋なのに、メリバ好きしかユーザーに残っていないのに、これだけ美味しい状況なのに、その過程を細かく描かないなんて女性向けPCゲームであり得るでしょうか…。嗜好が変わっている自覚はありますが私の常識だとあり得ません。
もちろん予算の関係で削られた、追加小説でビジネスを狙っていたなどの可能性もありますが…。

私は作者は読後の切なさを重視して短い帝エンドを意図して入れているように感じます。
ここまで拘っているのであれば作品全体のコンセプトとして『不遇性』というものがあるのかもしれません。「恋愛は報われる想いと同じかそれ以上に報われない想いである」そういったもう一つの結論で最期を〆たいと感じられました。

以上、何はともあれ私は百歳編のFDが出たら間違いなく買います。(これが言いたかった)。

****目次**** トップ*序文**姫空木*唐紅*うつつ*いろは*まとめ*百歳 トート*和歌 ****


(a)トートタロット考察と感想(別ページに移動)(書きかけ)


(b)コンセプト和歌について(別ページに移動)










*)ネタバレ少なめ(未プレイ向け)の感想はコチラの記事です。
******目次******
考察トップ
①-(0)序文
①-(1)蛟
①-(2)姫空木
①-(3)唐紅
①-(4)うつつ
①-(5)いろは
①*まとめ
①-(6)百歳
②-(a)トートタロット
②-(b)和歌
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ゲーム感想・おすすめ

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【個人的な神作品】
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*Ys8(ARPG,Vita等)
*逆転裁判(ADV,DS等)
*キングダムハーツ(RPG,PS2)
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【個人的な秀作】
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*DQ5(RPG,SF)
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*零~濡鴉の巫女~(ADV,WiiU)
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ゲーム感想

【個人的な惜作】
*閃の軌跡Ⅱ,,③感想,,⑤キャラ,,,⑧クリア後の解釈(RPG,PS3)
*フラジール(ADV,Wii)
*絶対絶望少女(Act,Vita)
*ジルオールゼロ(Act,PS3)
*ブレスオブファイヤ5(RPG,PS2)
*ドラッグドラグーン3(RPG,PS3)
*エスカのアトリエ(RPG,PS3)
*FF13-3R(RPG,PS3)
*テイルズヴェスペリア②感想(RPG,PS3)
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ストーリー、キャラ、デザイン
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ゲーム日記

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冥府エルフ
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★任天堂ゲームの感想
*スプラトゥーンの日記
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*イースⅧの日記
1, 2, 3, 4, クリア後の感想

*東京ザナドゥの日記
1話, 2話, 3話, 4話, 5話,
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クリア後の感想

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⑤キャラ,,,⑧クリア後の解釈

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(1), (2), (3), (4), (5)
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